まつもとクラフトナビ > イベント・企画展 > 藤松博展-戦後美術の一断面-
藤松博(1922~1996)は長野県に生まれ、終戦とともに社会の変革が進むなか、「読売アンデパンダン展」へ連続出品し、瀧口修造をはじめ多くの批評家から高く評価されました。
1959年から2年半のニューヨーク滞在の後、「ひとがた」や「旅人」シリーズといった独自のスタイルを生み出し、煤や型紙を使った表現や繊細な素描に“光と影”を追求しますが、終始自己(人間)を問いながら、求道的とも言える制作を貫きました。また、保守的な美術団体には属さず、出版文化、美術評論家等とのつながりを深めた作家としてのスタンスも特筆されるところです。
本展では、藤松博の生涯を通した画業に辿り、それを通して戦後美術の一つの断面に光を当てる機会となれば幸いです。
開催期間 | 2013.10.12~ 2013.12.01 |
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開催場所 | 松本市美術館 |
時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
入場料/参加費 | 大人・大学生1,000円、大学高校生・70歳以上の松本市民600円、中学生以下無料 |
住所 | 長野県松本市中央4-2-22 |
休日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) |
お問い合わせ | 0263-39-7400 |