まつもとクラフトナビ > イベント・企画展 > 日本民藝館所蔵 生誕130年 バーナード・リーチ展
1909年、英国人の若者が、かねてから憧れを抱いていた日本にやってきます。――その名は、バーナード・リーチ(1887-1979年)。エッチングを通じて、柳宗悦ら雑誌『白樺』の同人らと交流を深め、英国の芸術を紹介することにも情熱を傾けました。一方で、六代尾形乾山(おがた・けんざん)に入門、陶芸家として歩みはじめます。柳のおこした民芸運動にも傾倒し、母国に戻って濱田庄司と2人で窯を築き、伝統的な英国の陶器復興を目指しました。
松本には戦後、柳宗悦と行動をともにする形で長期滞在し、地元のひとびとに講演を行い、松本民芸家具では英国の伝統家具の知識をもとに家具のデザイン指導も行いました。日本の各地に美の足跡をのこしたリーチの、エッチング、絵画、陶器など、多岐にわたる作品と関連資料を、ゆかりの地・松本で初めてご紹介する回顧展です。
開催期間 | 2016.04.21~ 2016.06.05 |
---|---|
開催場所 | 松本市美術館 |
時間 | 9:00~17:00(入場は16:30まで) |
入場料/参加費 | 一般=1,000円、大学生・高校生・70歳以上の松本市民=600円、中学生以下、障害者手帳携帯者とその介助者1名=無料 |
住所 | 長野県松本市中央4-2-22 |
休日 | 月曜日 ※5/2、30は臨時開館 |
お問い合わせ | 0263-39-7400 |