まつもとクラフトナビ > イベント・企画展 > 「江間 廣」陶展
12mと6mの二つの「半地下式穴窯」で、10日間焼成して作られる器の魅力は、何と言ってもその「土」にあります。
江間さんは、地元の筑北村の「本城土」、上田市の「染屋土」、そして岡山の「備前土」の三種類を焼いています。
1000度以上にもなる炎でダイレクトに焼かれた器は、鮮やかな緋色や灰が掛かるなど、一点一点表情が違い、それぞれの土の特徴が出て、使い込んだ後の変化も個性豊かです。
特に私が大好きな「染屋土」は、鉄分が多く収縮率が高いため、難しいと言われていますが、紫がかった褐色の肌が美しく、使い込むほどに味わい深くなり、私にとっての強い味方です。
焼き締められた土は丈夫で、思ったよりも扱いやすいものです。和食に限らず、モダンな使い方もできる焼き締めの器を、もっと多くの方に使って頂きたいと思います。
開催期間 | 2017.03.18~ 2017.04.02 |
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開催場所 | ギャルリ灰月 |
時間 | 11:00~18:00 |
入場料/参加費 | |
住所 | 松本市中央2-2-6 高美書店2F |
休日 | 水曜日 |
お問い合わせ | 0263-38-0022 |