今年9月に3回目を迎える山形ビエンナーレのディレクター・宮本武典さんと、山形市のデザイン事務所「akaoni」は、震災以前・以降に東北各地で草の根から積み上げてきたアートディレクションの実践知をより幅広い分野や地域で活かしていくべく、プロジェクトユニット・kanabouを立ち上げました。同ユニットの初仕事が『盆地文庫』出版。彼らの敬愛する表現者たちが山形の村山盆地で生み出した作品を、収集・記録する本です。書籍化という方法でしか語り継ぐことが困難なアーティストたちの「モノがたり」を、豊富なビジュアルでアーカイブしています。

昨年11月にスタートした出版記念展・販売会がやって来ます。
初日には松本と山形、ふたつの盆地における文化的状況を語り合うトークイベントも開催します。

【トークイベント】山形と松本のカルチャー〈点・線・面〉
3/3（土）19:00～20:30
予約不要（1ドリンクオーダー制）
スピーカー：宮本武典（キュレーター）、三谷龍二（木工デザイナー） 、菊地徹（栞日店主）

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