まつもとクラフトナビ > イベント・企画展 > 色彩の画家 ラウル・デュフィ展ーパリジェンヌが愛したテキスタイル・デザインー
華やかで明るい色彩と軽妙な筆致の作品で、現代でも多くの人々を惹きつける画家ラウル・デュフィ(1877-1953)。本展では、モダンで優美な絵画と、モードの帝王ポール・ポワレら20世紀初頭のオートクチュールのデザイナーたちが好んで用いた絹織物を含む、デュフィのテキスタイル関連作品を一堂にご紹介します。
陽光があふれる南仏の風景をはじめ、音楽や社交界をテーマとした油彩画など「生きる喜び」に満ちた作品を描いたデュフィは、絵画制作だけでなく、テキスタイル(布地、織物)のデザインにも深く関わりました。デュフィによる鮮やかな色彩と大胆なモチーフの布地は、上流階級の女性たちを魅了し大評判になったといいます。1912年から28年には、フランス・リヨンの絹織物製造業ビアンキーニ=フェリエ社と契約して多くのテキスタイル・デザインを提供し、当時のファッションに多大な影響を与えました。
本展は、初期から晩年までの代表的な絵画作品とともに、テキスタイル・デザインの原画や下絵、オリジナルテキスタイル、そして衣装作品などから、デュフィ芸術における優れた装飾性の本質を引き出し、その魅力に迫ります。
開催期間 | 2020.01.25~ 2020.03.29 |
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開催場所 | 松本市美術館 |
時間 | 9:00~17:00(入場は16:30まで) |
入場料/参加費 | 大人1,200円、大学高校生・70歳以上の松本市民800円 中学生以下無料、障害者手帳携帯者とその介助者1名無料 |
住所 | 松本市中央4-2-22 |
休日 | 月曜日(祝日の場合は次の平日) |
お問い合わせ | 0263-39-7400 |