まつもとクラフトナビ > お知らせ > 作って使おうワークショップ第1弾レポート
2011年09月05日
9月3日(土)に開催した、使って使おうワークショップ第1弾「親子で木のスプーンを作ってデザートを食べよう」は、大好評で終了することができました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
ワークショップの様子をレポートします!
当日は城山公園にある「Gallery&CAFE 憩の森」で開催。18名にご参加いただきました。ありがとうございました!
「親子ワークショップ」ということでしたが、ご友人同士で参加いただいた方もいらっしゃいました。
講師は、蟻ヶ崎で木工家具製作を行っている「Kancraft」の羽柴完さん・弦さん親子。
松本市は、赤ちゃんが生まれたご家庭にファーストスプーンを配布しているんですが、お二人はそのファーストスプーンを制作している作家さん。今回のワークショップでは、羽柴さん親子が作っているファーストスプーンと同じ形のものを作ろう!というものでした。削るのは難しいので、小さいお子さんでも作れるようにと、形づくって来てくださいました。ここから紙やすりで形を整えていきます。
荒削り状態のスプーンたち。
この状態でも十分使えそうなスプーンたち。ちなみに、下の写真のような順序でカタチになっていきます。一番右が完成品。つやつやできれいですね!
四角い木片がスプーンになる!
用意されたスプーンから、自分の好みのものを選びます。それぞれスプーンを選んだら、制作開始!まずはスプーンの内側をやすっていきます。
丁寧にやすっています。
小さいお子さんも夢中になってやすりをかけています。みんな上手でびっくりしました!
紙やすりは粗いもの、やや目の細かいもの、すごく目の細かいものの3枚を使いました。やすりを目の細かいものに変えていくにつれ、びっくりするくらい手触りに変化がでてきます。言葉には出しませんが、ツルツルになったのが嬉しいのか、ずーっと触っている子もいました。かわいい!
内側が終わったらスプーンのフチを整え、最後は裏面を全体的に磨いていきます。
形を確認しながら、やすっていきます。
とにかくやする、やする。
ちなみに、ご紹介が遅れましたが、写真後ろに写っている男性おふたりが講師の完さん(左)と弦さんです。とても温かな雰囲気のおふたりで、参加者の方もリラックスしてできたようでした。
やすりをかけおわったら、食べても大丈夫というオイルをスプーンに塗って、乾かします。
乾くのを待つ間、窓辺に並べて、他の人と比べてみました。
みんなでスプーンを並べて見てみる。
形が一緒なので、わからなくならないように、下に敷いた紙に名前を書いていただきました。
待っている間、弦さんが最初に配ったスプーンの状態にするまでどう形づくるのか、簡単なデモンストレーションもしてくださいました。
みんな興味しんしん!
さぁ、乾くまでデザートを食べて待ちます。作ったスプーンはまだ使うことができないので、同じ形のスプーンを羽柴さんにご用意いただき、それを使って「疑似体験」。みんなでおいしくいただきました!
木のスプーンをおいしいデザートで疑似体験。
スプーンに塗ったオイルもだいぶ乾いてきたので、持ち帰り用に羽柴さんたちが袋詰めしてくださいました。弦さんは、実はワークショップの講師は初めてだったとのこと。緊張しながらも最後にあいさつ。持ち帰った後のメンテナンスの方法なども教えていただきました。
みなさん真剣にメンテナンス方法を聞いています。
こうして、約2時間のワークショップが終了しましたー。みなさん、楽しんでいただけたようでよかったです!
参加者のみなさん、完さん、弦さん、会場をお貸しくださった「ギャラリー 憩の森」さん、ありがとうございました!
みんなで記念撮影!ありがとうございました!