まつもとクラフトナビ > お知らせ > ワークショップ「消しゴムハンコ+ 紙箱&カードを作ろう」レポート
2013年04月22日
クラフトのまち・まつもと実行委員会が主催する「作って使おうワークショップ」、3月23日(土)に行われた「消しゴムハンコ+ 紙箱&カードを作ろう」の様子をご紹介します。(レポートが大変遅くなってしまい…すみません…。)
今回は初のコラボ企画!消しゴムハンコ作りと紙箱作り、せっかくだからハシゴして、オリジナルのペーパーアイテムを作ってしまおう!というもの。消しゴムハンコと紙箱、それぞれ別の会場で行うまさに「ハシゴ」のワークショップになりました。
まずは消しゴムハンコ作り。
講師は朝日村の「山のはんこ屋 のら猫工房」のやざきなおみさんです。会場は中町のセレクトショップ「fennel」2階の「fennel gallery」。以前はテーラーSANROKUの工房として使われていた場所で、その時代の趣を感じられる、素敵な空間です。
古さと趣を感じられるギャラリー
やざきさんが制作した消しゴムハンコ
サンプルを見ていると「こういう感じのものを作りたい」「これだけ細かいと難しそう…」とイメージが膨らみます。
まずは、やざきさんが用意した図案や自分で考えてきた図案の上にトレーシングペーパーを置いてなぞり、それをゴム版に擦りつけて写します。
自分で考えた図案を消しゴムハンコにする人も
不要な部分をカッターで切り落としていき、彫刻刀を使って彫っていきます。
やざきさんに手伝ってもらいながら作っていきます
集中して、黙々と彫る参加者のみなさん
中にはコツを掴んで、時間内に2つ3つと作り上げる人も。
できあがり!いろいろ押してみます
そして、紙箱を作るために、紙箱のふた用の紙とカードにはんこを押して次の会場へ移動です!
講師の紙箱作家・AkaneBonBonさんが待つ第2会場は、時代遅れの洋食屋「おきな堂」。ワークショップの会場は3階だったのですが、「ご飯を食べに来たことはあるけど、3階は初めて!」という参加者が多数。
3階からの眺め。四柱神社が見えます
しばし、眺めを楽しみつつ、紙箱作りがスタート。
まずは箱の中の色と底の色を決めます。
箱のふたは決まっていても…どの組み合わせにするか迷う…
実はきれいな箱を作るためには、綿密な計算がされているのです。AkaneBonBonさんから細かい工夫を聞き「おぉ…」「なるほど」と手元の厚紙を見たり、さらに質問したり。
紙箱作りには、力と繊細さが必要
AkaneBonBonさんの実演を見て、厚紙を切ったり、のりを貼ったり…と作っていきます。紙を貼るのは、なかなか難しい作業ですが、少しずつ慣れてきて、きれいにできるように。
コツを掴むとスムーズに
作業の様子を見ながらアドバイスするAkaneBonBonさん
できあがると「実際に箱になると、内側の色も違って見える」「色の組み合わせで雰囲気が変わる」と、参加者らは満足げな様子。はんことカードを紙箱に入れてお持ち帰りしました!
参加者のみなさん、やざきさん、AkaneBonBonさん、そして両会場のみなさん、ありがとうございました!