まつもとクラフトナビ > お知らせ > 親子ワークショップ「水玉キャンドルを作ろう」レポート
2012年08月20日
クラフトのまち・まつもと実行委員会が主催する「作って使おうワークショップ」が今年度もスタートしました。
8月9日(木)に行われた夏休み親子ワークショップ「みずたまキャンドルをつくろう」の様子をレポートします!
ワークショップは松本市美術館で行いました。
講師は「handmade candle lifart…(リファート)」の西牧隆行さん。
昨年は、瓶入りのキャンドルを作りましたが、今回は親子ワークショップなので、子どもでも楽しめるようなもの、そして現在開催中の企画展「草間彌生 永遠の永遠の永遠」に合わせて「水玉」をリクエスト。
「無茶振りしたかな?」と若干申し訳なく思っていたところ、いろいろ試作して西牧さんが持ってきたのは「灯すと水玉が浮き上がるキャンドル」!さすが西牧さん!!
下は3歳から上は小学校高学年まで、たくさんの子どもたちが参加してくれました。
まずは西牧さんが作り方を説明しながら、実際に作って見せます。
まずは作り方を説明
興味津々に見つめる視線…そしてさっそくチャレンジです!
はじめに、紙コップの底に小さい穴を開けてコットンの芯を通し、粘土を使って外側から固定します。
通すの、意外と難しい…
ここまで準備ができたら、キャンドルの中に入れる「水玉」を作ります。
水玉は、板状のマイクロワックスを丸型で抜いていきます。
色は、赤、ピンク、オレンジ、黄色、緑、水色、紫の7色。丸型にもいろいろなサイズが。色や大きさのチョイスで個性が出ます。
いろいろな水玉を作ります
水玉の準備ができたら、最初に作った紙コップに液体のパラフィンワックスを流し込みます。
水につけて、表面が固まるまでしばらく待ちます。
蝋が熱いから気を付けて!
しばらく経って、周りが白くなったらOK。中身は鍋に戻します。
そして、水玉を側面に張り付けていきます。
大きいの、小さいの、半分に切ったのも
いろいろな水玉が並びます
できたら、粒状のパラフィンワックスをコップの中に入れて、さらに液体のパラフィンワックスを流し込みます。
粒状のパラフィンワックスを入れます
ついつい見入ってしまいます
ここまでできたら、あとは固まるのを待つだけ!
待っている間は、美術館の中庭がちょうどいい遊び場に。
1時間ほど、頑張って集中して作った分、子どもたちは元気に走り回っていました。
その間、「早く固まるように」とキャンドルを交互に水につけて冷やしていた西牧さん。冬に比べると夏はやはり固まるのに時間がかかるそうです。
30分後、紙コップのふちにハサミを入れて、くるりと剥くと…水玉キャンドルが表れました!
水玉キャンドルが完成!
水玉の色や大きさでそれぞれ違った表情に。お母さんや、隣の人が作ったキャンドルと見比べてみたり、並べてみたり。
美術館は火気厳禁のため、灯したときにどうなるかはお家に帰ってからのお楽しみ…になりました。
「もったいない~と言って使わないのが一番もったいないから、ちゃんと使ってください」と西牧さん。みんなの作ったキャンドルは、どんな光を生み出したのでしょうか…。
水玉キャンドルできたよ!
最後に中庭で記念撮影。
参加者のみなさん、西牧さん、松本市美術館の職員の方々、ありがとうございました!